外国人から人気の飲食店についてコンセプトや特徴を紹介

外国人からは『日本食』が人気

飲食店を営む方には、外国人人気を獲得したいと考えている方がいらっしゃると思います。しかし、日本に来られる外国人のニーズを知らないことには、対策することはできません。そこで本記事ではそれらの情報についてまとめてみました。はじめに、観光庁が行った『訪日外国人の消費動向調査』による訪日外国人の目的についてのデータを見ていきましょう。

来日の理由

  • ・日本食を食べること・・・70.5%
  • ・ショッピング・・・54.4%
  • ・自然&景勝地観光・・・46.5%
  • ・繁華街の街歩き・・・41.7%
  • ・温泉入浴・・・28.1%

こちらのデータをみると、訪日される外国人の多くが日本食を食べることを楽しみにしていることが分かりますね。

外国人が好きな日本食ランキング

続いて、外国人に人気の日本食には具体的にどういったものがあるのか見ていきましょう。大手旅行会社HISのアメリカ法人が実施した調査では、以下のような結果となりました。

訪日客が食べたい日本食ベスト10

  • 1位 寿司
  • 2位 ラーメン
  • 3位 天ぷら
  • 4位 カレー
  • 5位 お好み焼き
  • 6位 しゃぶしゃぶ
  • 7位 焼き鳥
  • 8位 蕎麦
  • 9位 焼肉
  • 10位 おにぎり

こう見ると、寿司やラーメンはイメージ通り人気が高いようですね。また、蕎麦やおにぎり、しゃぶしゃぶといった、あまり外国人が好んで食べるイメージがない料理もトップ10に入っています。こういったジャンルの飲食店を経営している場合には、工夫次第で外国人ニーズを満たすことが出来るでしょう。
 

外国人からの人気が高い飲食店まとめ

ここからは、全世界でオンラインレストラン予約サイトを運営するOpenTableが調査した『訪日外国人が予約した日本のレストラン トップ 20』にランクインした飲食店について紹介していきます。どういった特徴やコンセプトが人気の秘訣なのか、ぜひ参考にしてみてください。

開花屋

開花屋は和風をベースにした創作料理のお店です。海好きなオーナーのこだわりが反映された料理は、外国人から非常に人気で、全席外国人の方で埋まっていることもあるようです。英語メニュー、英語サイト、無料Wi-Fiなどに対応しているため、訪日する外国人の方にとって非常に親切なお店だといえます。

神戸牛511

神戸牛511は厳選した最上級の神戸ビーフを、料理人の確かな技術とスタッフのおもてなしの心で提供してくれる肉料理のお店です。全室個室の店内は非常に高級感があり、特別な日のお食事などにもぴったりです。ワインや日本酒といったお酒にこだわっているのも特徴です。

CEDROS

CEDROSは『Sea to table(海からテーブルへ)』をコンセプトにした、新鮮な食材を用いたその日ならではの魚介料理や、相性の良いワインなどを提供しているお店です。旬の味覚を使用した魚介料理のコースを堪能することができ、貸切利用もOKなので、身内でゆっくり過ごしたい方にもおすすめです。

東山 Touzan

東山 Touzanは四季折々の旬を味わうコース料理や寿司を、種類豊富な地酒や銘酒と共に楽しむことが出来る日本料理のお店です。和情緒あふれる石庭園があるため、日本の伝統の景色を眺めながら本格的な日本料理を堪能することが出来ますよ。

六本木 福鮨

六本木 福鮨は1917(大正6)年に高田馬場で創業して以来、105年にわたり寿司店を営んでいる老舗のお店です。本格的な寿司の味を楽しめる伝統のお店であるだけではなく、外国人のお客様が楽しめるような工夫&対応にも力を入れています。福鮨のおかみは『素材そのものを生かした本来の姿でのすしの提供を心がけている。日本人だけでなく外国の方にも伝統のすしの味を楽しんでもらいたい』と想いを語っています。
 

まとめ

いかがでしたか。外国人に人気の料理やレストランを分析していくと、日本食、和風、英語対応などさまざまな共通点が見えてきます。今は外国人の需要を意識していない飲食店の場合でも、調べてみると意外に外国人需要を狙えるジャンルであったり、特徴があるかもしれません。『今後は外国人の需要を伸ばしていきたい!』と考える方は、ぜひ本記事で紹介した内容を参考にしてみてください。

 
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